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鑑定師&魔女 akalisa(あかりさ)の日記。ゆったり生きよう。

占い関連。感じたこと、思ったこと。アンパンマンのネタ。お金の話。メイド喫茶の記録。魔女関連。

「アンパンマンの遺書」やなせたかし著。感想です。

アンパンマン 考え方。気づいたこと

今更ながら、「アンパンマンの遺書」を読みました。

忘れないようにざっくりと感想です。


本書は、高知のアンパンマンミュージアムがオープンされる前に発行されているので(1995年)、これ以降のことは書いていませんが、完全にやなせたかしさんのこれまでの人生本です。


アンパンマンレジェンド」でやなせさんが、「岩波書店さんから、本の話を頂きました(恐れ多い)、ぜひ書いてみたい」とか言っていた記憶があるのですが、あの世代(100歳近い)からいうと、岩波書店というのは、お固くて歴史ある書店という位置づけなんでしょう。


やなせたかしさんは、アンパンマンアニメのテレビがスタートして、ドラえもんと一緒の扱いで子供の雑誌に載るのは、不思議だ感じたとか。
人気のあるキャラクターが表紙で大きくなるから、アンパンマンが大きくなっている時は、嬉しいとか書いていて、「うわー、なんか素直なところが可愛いなぁ」と思ってしまいました。


奥さんとのラブロマンスもほんの少しありましたが、どうもラブとかエロは苦手分野で、書けないらしいです。
青春時代が戦地へいって戦争まっただ中だったので、恋愛においては、精神的に子供っぽいところがあるらしく、いつまで経っても周囲から「やなせくん、青いねー(ウブだね)」みたいな風に言われてしまうとか。

手塚治虫さんとも交流があって、彼との仕事を手伝っていたり。役者さんとの交流や、戦後は三越デパートのデザイナーをしてたとか。戦前に、東京のデザイン学校に通って銀座をフラフラしていたとか。

フリーランスとして、ありとあらゆる仕事をこなしていたんだなと。


それでも。
ずーーと、漫画家というのが、根っこにあって「代表作がない」のがコンプレックス。
アンパンマンも大人からは、批判されて認めてもらえないという状態だったという。



だがしかし。
保育園や幼稚園の園児たちから、ジワジワとアンパンマンブームが自然発生する。

ここからは、駆け足みたいに今の場所まで、上り詰めていってます。
天皇陛下から勲章を頂いたり、たくさんの賞をもらうのでした。


今から約20年前のやなせたかしさんの自伝なので、「まだ生きたい」「もっと生きたい。やり残したことがある」という言葉はありません。
(近年のやなせたかしさんの著書は、そういう言葉が見受けられます。)



どちらかというと。
奥さんが癌で亡くなって間もない時期の本なので、「なんのために生まれて、なにをして生きるのか、答えられないなんて そんなのはいやだ」という、アンパンマンの歌詞を自分に問いかけています。


ここから。
さらに大輪の花を咲かせていく、やなせたかしさんですが「アンパンマンの遺書」は、ここで終わっているんですね。



続きの人生を読みたいと思わせてくれる本でした。



本当に好きなことは、好きで好きでやり続けていることでいつかチャンスが訪れるんだと、思わせてくれる話でした。




akalisa
本日のラッキーなこと。

薬膳料理を頂きました。