タロットカードの解説『教皇』
ごきげんよう☆あかりさですヽ(=´▽`=)ノ
タロット占い師をしております☆
現在、こちらのブログにて、メールでの占い相談を受付ております。
今回はタロットカードの解説『教皇』について語ってみたいと思います。
それではいってみましょう。
タロットカード『教皇』とは?
『教皇』は大アルカナ5番目のカード
タロットカード教皇は、大アルカナ5番目のカードに位置しています。
5という数字は、大アルカナに出てくる15番目のカードである、悪魔のカードにも5という数字が配置されています。
1番目のカードが魔術師。そして5番目が教皇。
この二つを合わせると、15の悪魔になります。
魔術師と教皇がミックスされると、悪魔。なんだか、ものすごく不思議ですよね。
キーワード『伝統』『規則』『慣例』
タロットカード、大アルカナ教皇のキーワード『伝統』『規則』『慣例』。
きっちりと作られた法律や規律。
守らなければいけない何かを表していたりもします。
尊敬してるとか、してないとか、そういうのではなくて慣習ですね。
ルールに従って伝統を重んじているような、イメージです。
タロットカード『教皇』絵柄の説明
それでは。
大アルカナタロットカード、教皇の絵柄を見ていきましょう。
まず、教会のようなブルーグレーの建物の中。真ん中には、どっしりと座っている人物が一人います。
背景であるブルーグレーの色や雰囲気。
これは女教皇のタロットカードも、ブルーとグレーが入り混じったような色味をしています。
教会は、昔からこういう雰囲気で描かれてるのかもしれないですよね。
そして。
教皇は、赤い服を着た男性です。
大きな王冠のようなものを頭の上に乗せています。たくさんの飾りがついた冠。
おそらくゴールドの飾りですよね。よくわからないが、位が高くてめっちゃ偉い人と、いうのが分かります。
この人は法王を表しています。いわゆるローマ法王みたいなキリスト教でのトップを表しているんですよね。
教皇の横には、二人の人物がひざまずいています。
この人物は、教皇の人徳が素晴らしいから尊敬してひざまづいているのではありません。
教皇が持つ力の前にひれ伏している。権力の前に屈している。そう見ることができます。
現実に想像してみてください。
素晴らしい人物だからといって、教皇になるわけではありませんよね。
特に大昔の時代は、生まれ持った血筋や年功序列が多かったはずです。
タロットカードからみて教皇の左手。ニ本の指をあげています。右手は二本の指を下げている仕草。これは聖職者による、祝福のジェスチャーです。
面白いことに、この手のカタチをした人物が別のカードにも存在しています。
またそのカードの場所で、詳しく説明はしますが、先に答えを告げるとソードの10です。
小アルカナのソードの10。そこでは、倒れて背中にたくさんのソードが刺さっている人物がいます。その人物の手と同じ形をしています。
なんだか、ゾワゾワとしませんか。
あらゆる宗教の教会の聖職者は、ただ神の祝福を伝えているだけではなくて、規範や道徳どのように振舞うべきか。
またどのように考えるべきかと、いうところまで伝統的な考えを教えています。
なにか、神様のお告げを伝えてるような、そんな雰囲気があります。
ちなみに。
この教皇カードは、絵柄的に三つのバランスから成り立っています。
一人の人物が、他の二人の人物の上にいる図です。
ウェイトスミス版のタロットカードは、このような三角形をつくっているカードが多いです。
たとえば。
恋人たち………上空の天使真ん中に存在。右に男性、左に女性がいて二人を祝福している。エデンの園を表してる。
戦車…………真ん中の戦士がいて、下にスフィンクスがいます。
ペンタクルの6…………二人の物乞いの上に、商人が描かれています。
タロットカード『教皇』正位置 キーワード
『伝統』『規則』『慣例』『祝福』『道徳』『奉仕』『規範』『慣習』
『権威』『温厚』『指導者』『社会のルール』『保守的』『誠実』『信頼関係』『尊敬』『協力者』『継続』『良い提案』『堅実』『崇敬』
『精神的な充足』『善良な人物』『常識的』『形式』『信頼感』『社会の常識や形式』『オーソドックス』『組織』『チームの一員』『忠誠心』『決められた物事』『枠内』『教育』『社会的役割』『引かれた道に従う』『祝福』『結婚』『枠組み』
タロットカード『教皇』正位置 基本の意味
常識や社会のルールと、いうのを重んじており、慣習に従う。
落ち着いて行動。慎重に保守的。
家族を守るために仕事をする。
道徳心が高い。
社会的な成功を望むような、世俗的な一面がある人物。
道徳と寛大さを示すが、人間社会が作ったルールやモラルに沿って行われる。
感情では動かない。
社会の規則やルールに則った、心を伴わない行為。
組織の一員
オーソドックスで、計画に沿って進んでいく。
タロットカード『教皇』正位置 解釈
ここでは、タロットカード『教皇』の正位置である解釈を簡単に解説していきます。
『教皇』恋愛・復縁での正位置 解釈
確実に進展する恋愛。
お見合いや紹介など、格式ばったものに縁がある。
自分の手で新しく誰かを探すというよりも、友達や家族、親戚などを伝って紹介されるというのがベスト。
きちんとした段取りを踏めば、きちんとした答えが返ってくる。
ライバルがいなければ、うまくいきそう。
常識的な態度をもって接すればうまくいきやすい。
逆に言うならば、勢いでは無理。
周囲からの応援もあったりする。
深い信頼関係が結べる。
誠実な恋愛や愛情を抱いている。遊びでない。
相手を寛容に受け入れる心を持っている。
『教皇』仕事・お金での正位置 解釈
確実に仕事をこなすということで、成果を上げることができる。
周りの人間関係に対して、心を大きく持つことで飛躍する。
仕事をするには、きちんと意味があると、とらえて前向きに進むことでうまくいく。
現状維持の金運です。
かなり意識するとお金は貯まります。
『教皇』人間関係の正位置 解釈
良い距離感を持った、人間関係をキープすることができる。
お互い中に入りすぎずに、ある程度は常識をわきまえた発言ができる。
きちんとした付き合い方。
馴れ合いがない。
意味で割り切った関係性を保つことが可能。
対等な人間関係を築ける。
相手を馬鹿にしたり、そういった嫌な付き合いはなさそう。
周囲からの助けや力を得て順調に進みます。
一般的に、良いと思われるような人間関係を築いて、正当な評価をしてもらえる。
とても良いアドバイスをしてくれる先輩や、上司などに恵まれる。
面接などで好印象を残せる。
スムーズな人間関係が築ける。気が合うとかそういう部分。
信頼する、信用できる相手と出会ったりします。
視野が広がって、相手を受け入れる気持ちになったり、向こうも自分を受け入れてくれたりします。
タロットカード『教皇』逆位置 キーワード
『思い込み激しい』『狂信的』『狂言』『不寛容』『視野が狭い』『かたくな』『凝り固まってる』『偏りすぎてる』『精神的に不安定』『安心できない』『可能性が狭まる』『視野が狭い』『世間体を気にする』『甘やかしすぎ』『頼りすぎ』
『慣習に従わない』『モラルない』『形式だけ』『高圧的』『規則破る』『反道徳的』『薄情』
『権威振りかざす』『がんこ』『常識外れ』『異端児』『集団から孤立』『独特な考え』『人生を自由に歩む』『騙されやすい可能性』『カルト』
タロットカード『教皇』逆位置 基本の意味
カタチや表面だけで心が伴わない人物。
世間体ばかり気にして、顔を立てることしか考えていない。
偉そうな態度で抑圧してくる。
権威や地位をちらつかせて押さえ込んでくる。
不安定な状態を
表面上だけいい顔をして内面は俗物的。
地位や名誉ばかり気にしている。そればかり追い求めている。
モラルに欠けていて、ドン引きするようなことを平気でする。
癖があって視野が狭くなりすぎている。
気持ちだけ前を向いていて、きちんとした積み上げを全くしていない。
自己中心的になりすぎる。
カタチばっかりにこだわっていて、気持ちがついていかない。
タロットカード『教皇』逆位置 解釈
ここでは、タロットカード『教皇』の逆位置である解釈を簡単に解説していきます。
『教皇』恋愛・復縁での逆位置 解釈
一般常識からかけ離れたような恋愛をしている。
きちんと公にできないような関係性だったりする。
秘密の関係。
カタチばっかりこだわり過ぎて、気持ちがついていかない状態。
愛情が薄まっていて、表面上だけでくっついている。仮面夫婦。
自分のことばっかり考えていて、自分のことしか興味がなくて自己中心的。
気持ちは冷めているのにカタチだけは欲しい。
強い依存心が湧き出ている。
信頼関係はなくなっていて、形式だけくっついている。
寛容な気持ちにはなれず、怒りが先に出てくる。許せない。
誠実さからはかけ離れている。適当だったりかなりルーズ。
言葉では良いように言って、行動が全くついていない。
周囲ばっかり気にしすぎていて、当たり障りのないことばかりしている。常に心は満たされない。
恋愛全体においては、相手の気持ちに立っておらず、自分勝手で世間体にばっかりこだわっている。
復縁の場合も、気持ちは伴っていない。
上辺だけ良いように取り繕う。
『教皇』仕事・お金での逆位置 解釈
惰性で仕事をしている。
ルールを無視して反感を買う。
大きな心が持てないので、仕事に対してのミスも許せない。
かなり大きなダメージがくる。出費がありそう。
肩書きだけに惑わされて、仕事ができない人。
見た目に惑わされて、本来の見る目が曇ってしまっている。
何も考えないでいると、ものすごい勢いでお金がなくなっていく。
偉そうな態度をとってしまい、周囲から離れられてしまう
ルールに縛られて過ぎてしまって、融通さが全く出てこない。固すぎて嫌がられる。もしくは、ルーズすぎて嫌がられる。
『教皇』人間関係の逆位置 解釈
偉そうな態度をとって嫌がられる。
自分の方が上だとか、上下関係を変に気にする。
周囲からの視線をやたらと気にする。
馴れ合いすぎて、距離感がうまく保てない。
上下の人間関係を築こうとする。フラットな状態では、なかなか接することができない。
かなり厳しく相手を評価してしまうので、人が離れててしまう。
おおらかな気持ちが持てず、すぐに厳しく判断してしまう。スムーズな交流が生まれにくい。
人を許すということができなき。凝り固まってしまう。
モラルがルーズ。かなり適当な態度や生活になってしまう。人間関係も同じように引きずられてしまう。
まとめ:タロットカードの解説『教皇』→『伝統』『規則』『慣例』のカード
いかがでしたか。
タロットカードの解説『教皇』→『伝統』『規則』『慣例』のカードです。
教皇のカードは、パッと見ると、とても偉そうな雰囲気が漂ってますよね。私の中では裸の王様なイメージです。
ウェイトスミス版のタロットカードの絵柄からすると、下に配置されている人物が、畏怖に対して祈りを捧げる感じにみえます。
教皇という立場だから、そこに存在しているだけであってわ別にこの人物を尊敬してるわけでもないですよね。
形式とか格式で、この人物を崇めなければ、いけないという感じにみえます。
本当にすごい人や、素晴らしい偉い人は、こんな態度をしてないと、いうのを強く感じるカードです。
現在もそうですが、宗教のトップにいる人物ってこんなイメージが多いですよね。
思い浮かぶだけでも、宗教のトップの人々の雰囲気、こんな感じではありませんか。
教皇のカードが出てきたら、法律やルール規律や何か慣習的なものに関してのメッセージです。
それともしも。
恋人たちのカードやワンドの4、女帝と一緒にあったら、結婚という意味がググッと強くなってきたりするんですよ。
意味深で面白いカードですよね。
と、いうわけで。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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